小型バイクの代表モンキーの魅力

モンキー

原付バイクは通勤からプライベートの移動まで気軽に乗ることができることで老若男女幅広い世代から利用されています。中でも若い世代を中心に人気となっているのがモンキーです。モンキーは国内でもトップクラスのシェアを誇るバイクメーカーのHONDAが生産、販売をしている小型バイクです。1960年代から50年以上販売され続けていて、2017年に一度生産が終了した後、愛好家たちの声に応える形で2018年に復活を遂げました。

以前との違いとして挙げられるのが車体と排気量です。以前は50ccでしたが、2018年に再販されたモンキーは125ccにグレードアップしたことで車体も2周りほど大きくなっています。排気量の増加によって運転には小型自動二輪の免許が必要となりましたが、30kmのスピード制限もなく交差点で二段階右折をする必要もありません。そのほか、ホイールが8インチから12インチへ、前後のブレーキがディスクに変わるなど車体以外のパーツも細かく変化しています。

走行の快適さも魅力の一つです。以前のモンキーは小排気量のため、交通量の多い道路で交通の流れに乗るのが困難とされていましたが、125ccになったことでこの悩みが解決されています。愛好家の中には排気量と車体の大型化で、かつてのような乗り心地が再現できるのかという懸念を抱く人も少なくありません。しかし、125ccになっても以前と変わらない地面を蹴って歩いているかのような独自のフィーリングは失われてないので、往年のファンも満足のいく物となっています。