ガソリンタンクから見るハーレーとHONDAの大型バイク
ガソリンタンクは走る事に絶対に必要なガソリンを入れておくものですのでとても大事なのですが、ここに多少なりともハーレーとHONDAというメーカーのスタイルが見てとれます。
HONDAの大型バイクの場合は車種が多いのでその形状は様々ですが、総じて一定の距離を無給油で走れるくらいのタンク容量を確保しており、デザインなどの邪魔にならない程度に最大の容量を確保しています。特に一日千キロを走る事も珍しくはないヨーロッパ向けのツアラーなどでは更に大きな容量を確保しています。要は使い易さを重視しているのです。
一方のハーレーの大型バイクの場合ですが、独特のアメリカンスタイルの為に意外とガソリンタンクの容量は少なくなっています。ハーレーの大型バイクの多くはディアドロップ(涙型)タンクというものを採用していますが、その容量は意外と少なく、航続距離は犠牲となってしまている面はあります。ですが、デザイン上はこうしたバイクを良く見せるという効果は絶大なもので、こうした所からもメーカーのこだわりを見る事が出来ます。